
みんな大好きホームセンター
いろいろな資材が売っていて見てるだけでワクワクしますよね!
春に向かって暖かくなるこの頃
種や苗を買って自分で育てようと思ってる人も増えますが、
肥料もいろいろな種類が売られています。
普通化成肥料・有機肥料・腐植酸入り
肥料というのは分かるけどそれぞれの違いは何?
値段の高い低いもあるけどどれを選べばいいの?
そんなややこしい肥料についてまとめたので
自分の栽培スタイルに合った肥料を選んでしっかり収穫できるように楽しみましょう。
化成肥料とは?

化成肥料の定義
化成肥料(化学肥料)とは、化学的に製造された肥料であり、窒素(N)、リン酸(P)、カリウム(K)の三大要素のうち1つ以上を含む肥料の総称
一般的には、無機物を主成分とし、化学的な処理を施して合成された肥料を指します。天然の動植物由来の有機質肥料とは異なり、成分の含有割合が明確で、即効性や肥効のコントロールがしやすいのが特徴です
AIによる回答
化成肥料の種類
- 単成分肥料(単肥)
- 複合肥料
- その他特殊な化成肥料
基本的に化成肥料は上記3つの種類に分類されます
また、より詳細に分類すると以下の表のようになります。
単成分肥料 | 窒素肥料 リン酸肥料 カリ(ウム)肥料 |
複合肥料 | 普通化成肥料 高度化成肥料 有機配合化成肥料 BB肥料 |
その他特殊な化成肥料 | コーティング肥料 微量要素入り肥料 腐植酸入り肥料 |
ここに載ってない種類もあるかもしれませんが
知っているだけでも10種類の肥料が取り上げられます
それぞれの説明についてはまた別記事で取り上げるので、そちらをご覧いただけたらと思います。
化成肥料の種類 ~単成分肥料~
ここからはそれぞれの肥料についてざっくりご説明します
まずは単成分肥料についてです。
単成分肥料いわゆる単肥には代表的な種類に
- 窒素肥料
- リン酸肥料
- カリ(ウム)肥料
この3種類があります
単肥というのは
特定の成分のみを含み肥料(窒素・リン酸・カリの内1つのみを含む)という意味があります。
例えば
小松菜やキャベツのような葉物類とトマトやピーマンのような果菜類では必要な栄養素が違います
それぞれの野菜に必要なタイミングで必要な栄養素を施肥できるのが単肥のメリットです。
化成肥料の種類 ~複合肥料~
続いて複合肥料についてです。
- 普通化成肥料
- 高度化成肥料
- 有機配合化成肥料
- BB肥料
複合肥料はこの4種類に分けられます
複合肥料というのは窒素・リン酸・カリの内2つ以上を含む肥料のことです
それぞれの複合肥料については以下のような分類分けされています。
- 普通化成肥料
窒素・リン酸・カリウムの合計が30%未満のもの
高度化成肥料より栄養分が少なく肥料焼けしにくい
例(8-8-8)(10-10-10) - 高度化成肥料
窒素・リン酸・カリウムの合計が30%以上のもの
水溶性成分が多く即効性が高い
例(14-14-14) (20-10-10)窒素多め配分 - 有機配合化成肥料
化成肥料に有機質を混ぜ込んだもの
ゆっくり分解されるため緩効性があり、土壌改良効果も期待できる - BB肥料
単肥肥料を物理的に混ぜただけのもの
持続性があり目的に応じた配合が可能
以上の内容を表にまとめると以下のようになります
肥料の種類 | 特徴 | 速効性 | 持続性 | 価格 | 適した用途 |
---|---|---|---|---|---|
普通化成肥料 | 成分が穏やかで じっくり効く | ◯ | ◯ | ◎ | 畑作、家庭菜園 |
高度化成肥料 | 成分が高濃度で 速効性が高い | ◎ | △ | △ | 野菜、果樹、畑作 |
有機配合化成肥料 | 有機質を含み 土壌改良効果あり | △ | ◎ | △ | 自然農法、有機栽培 |
BB肥料 | 単肥を混ぜただけで成分調整が容易 | ◯ | ◯ | ◎ | 目的別施肥 |
一般的には
普通化成肥料、有機配合化成肥料→元肥
高度化性肥料、単肥 →追肥
というイメージでいるとわかりやすいと思います。
化成肥料の種類 ~その他特殊な化成肥料~

最後に特殊な化成肥料についてです
- コーティング肥料
- 微量要素入り肥料
- 腐植酸入り肥料
特殊な化成肥料はこの3種類に分けられます。
それぞれの特徴とすると
- 被覆(コーティング)肥料
肥料成分を樹脂、硫黄、ポリマーなどでコーティングし
養分を徐々に溶出するように調整された肥料 - 微量要素入り肥料
微量要素入り肥料とは、作物の成長に必要な微量要素(ミネラル)を含んだ肥料のこと
三大要素の窒素、リン酸、カリウム以外のカルシウム、マグネシウム、ホウ素などがそれにあたる - 腐植酸入り肥料
腐植酸(フミン酸)やフルボ酸を含む肥料で、土壌改良や肥料の吸収効率を高める効果がある
上記の特殊な化成肥料については全ての栽培において万能というより
作物の種類や生育段階に応じて使い分けるという感じになります。
肥料の種類 | 速効性 | 肥効の持続 | 成分調整 | 価格 | 主な用途 |
普通の化成肥料 | ◎ 速効性 | 短期(1〜3週間) | 多様な配合が可能 | ◎ 安価 | 短期間で吸収させたいとき(葉物野菜、追肥など) |
微量要素入り 化成肥料 | ◎ 速効性 | 中期(1〜2か月) | 微量要素が含まれている | △ やや高め | 生育障害を防ぎながらバランスよく施肥したいとき(トマト・ピーマン・長期間栽培の作物) |
コーティング肥料 | △ 遅効性 | 長期(2〜12か月) | 放出速度が決まっている | × 高価 | 長期間効果を持続させたいとき(果菜類、果樹、根菜) |
例えば栽培期間の短い葉物類に緩効性のコーティング肥料を使ってもそれほど効果は期待できません。
反対にトマトやピーマンなどの長期栽培野菜の元肥にコーティング肥料を施し、開花時期に即効性の高い化成肥料を追肥すれば樹を疲れさせずに長期栽培することが望めます。
微量要素についても
果実や葉の状態を見て施肥をすれば異常が起きても最小限の被害で済むかもしれません。
正しい知識と必要な肥料

作物の生育を最適化するためには、肥料の特性を正しく理解し、適切に使い分けることが重要です。
とにかくたくさん、何でもいい、という訳ではありません。
重要なのは、作物の種類や生育ステージに応じて、適切な肥料を選び、適量を施用することです。
過不足のない施肥を心がけ、環境への影響も考慮しながら、効率的な栽培を目指しましょう!
正しい知識を身につけ、必要な肥料を適切に活用することで、健康な作物の育成と持続可能な農業の実現につながります。