季節が冬から春に変わりつつあり
日々の仕事で身体も疲れてるはずなのに…。
夜、ベッドに入ってもなかなか寝つけない…。
そんなとき、やさしく体と心をほぐしてくれる「リラックスドリンク」を取り入れてみませんか?
今回は、寝る前にぴったりのリラックスドリンクを7つ厳選!
それぞれの飲み物が「なぜリラックスに効くのか?」という成分や作用も解説しながら紹介します。
リラックスドリンクの選び方のコツ

リラックス効果を狙うなら、以下の3つのポイントを意識して選びましょう。
リラックスドリンク7選+α

ホットミルク
成分:トリプトファン/カルシウム
効果:心を落ち着けて、自然な眠気を促す
ミルクに含まれる「トリプトファン」は、“幸せホルモン”セロトニンや、眠気を誘うメラトニンの原料になります。
また、カルシウムも神経の興奮を抑える働きがあるため、寝る前にぴったりです。
おすすめアレンジ:はちみつを小さじ1入れるとほんのり甘く、さらにリラックス効果UP!
カモミールティー
成分:アピゲニン(フラボノイドの一種)
効果:神経の緊張をやわらげる自然の睡眠導入剤
カモミールは、古くから「自然の安定剤」として使われてきたハーブ。
アピゲニンという成分がGABA受容体に作用して、心を鎮める効果があります。ノンカフェインで寝る前も安心!
香りの癒し効果もバツグン。マグカップを顔に近づけて、深呼吸してみてください。
ホットココア
成分:テオブロミン/ポリフェノール
効果:気持ちがホッと落ち着く、心のスイッチOFF飲料
ココアの中に含まれるテオブロミンは、神経を穏やかに鎮める作用があります。
また、カカオポリフェノールが血流を促進し、体が温まるのもポイント。
なるべく砂糖控えめで、純ココア+ミルクで作るのが◎。
レモンバームティー
成分:ロスマリン酸/テルペン類
効果:イライラ・緊張をほぐす、ストレスケアに最適
レモンのような爽やかな香りで人気のハーブティー。
気持ちを落ち着け、副交感神経を優位にしてリラックス状態へ導くとされています。
軽い不安感がある夜や、考えごとで眠れない時におすすめ。
ホットジンジャー(生姜湯)
成分:ジンゲロール/ショウガオール
効果:体を芯から温めて、眠気を誘うサポート
生姜には血行を促進する成分がたっぷり。
温かいジンジャーを飲むと、手足がぽかぽかしてリラックスしやすくなります。
冷え性の方には特におすすめ。ハチミツやレモンを入れてもGOOD。
白湯(さゆ)
成分:―(純粋な温水)
効果:内臓をじんわり温め、リラックスモードに切り替える
超シンプルだけど侮れないのが「白湯」。
お湯を沸かして50℃前後に冷ましてゆっくり飲むだけで、胃腸があたたまり、副交感神経が優位に。
飲むだけで「ほっ」とする白湯。気分転換にもおすすめ。
甘酒(ノンアル)
成分:GABA/ビタミンB群/アミノ酸
効果:ストレス緩和・疲労回復・腸内環境の改善も!
「飲む点滴」とも言われる甘酒には、リラックス効果のあるGABAが豊富。
砂糖不使用の米麹タイプを選べば、自然な甘さと栄養がたっぷりです。
温めてから飲むと、ほんのり甘くて癒しの一杯になります。
ちょっと変わったドリンク4選

バニララベンダーラテ
ラベンダーシロップとバニラエッセンスを加えた温かい牛乳を使ったラテ。
ラベンダーの香りとバニラの甘さでリラックス効果を高めます。
ゴールデンミルク
温かいミルクに、ウコンやシナモン、生姜などを加えた飲み物で、リラックス効果や抗炎症作用が期待できます。
スパイスは入れすぎると刺激性が高くなるので入れる量に注意しましょう。
バナナアーモンドミルク
バナナとアーモンドミルクをブレンドした飲み物。
バナナのリラックス効果とアーモンドの栄養が摂取できます。
ホットトマトジュース
トマトジュースを温め、塩やハーブで味を調えたホットドリンク。リコピンやビタミンCが豊富で、リラックス効果をもたらします。
快適な睡眠のために自分に合った一杯を見つけよう

寝る前に“ホッとひと息つけるドリンク”があるだけで、心の余裕が生まれます。
味や香りの好みは人それぞれ。気になるものから試してみて、自分に合うお気に入りを見つけてみてくださいね。